あまり生活臭のすることは書かないようにしようと思っていたし思っているのですが、大きなことなので書いておきます。
院試を放棄しました。
半年間はアルバイトしながら勉強して、可能なら後期から研究生入学しようと思っています。

まだ残っている試験を放棄したいと父に電話で伝えながら、涙が止まらなくて、家族や応援してくれていた人たちへの申し訳なさなのか自分が至らないことへの悔しさなのか解からなかったけれど、ただ止まらなくて、今も止まっていないのですが、高受のときを思い出しました。
某ちょう難関校の発表会場近くのマックで、母親の胸に泣き崩れる、灰色スカートでお団子頭の女の子。彼女を横目に、僕はあの子になりたいと思ったこと。
でも僕には一生なれない。
弱さを吐くためだけの涙は、そろそろ捨てようと思います。
泣いたとか言いましたが、それはけっしてショックだったとかそういうことではなくて。こういう結果になることがなんとなく見えていたおかげか、僕は意外と、あっさり受け入れることができています。