2010-01-01から1年間の記事一覧

読書録

「はてな年間100冊読書クラブ」に参加することにしたので、読書録はそちらのグループ日記*1で書きます。読書メーターのまとめも、昨日の今日で難なのですが、やらなくなると思います。予定。そのうち記事自体消すかも。 *1:http://book100.g.hatena.ne.jp/pe…

はっきり「きらい」と言える人がすきだ。他人にそう言うことで、いちばんダメージを受けるのは発言者の方だ(と思う)ってこともある。でも何よりも、はっきりこう言い放てる人は、自分が同じことを言われたとき、それをまるごと受け入れる覚悟があると思う…

でも枯葉でさつま芋を焼いた記憶はある

小さいころに使っていた英語のテキスト、なぜかどのテキストも、「fall」という語には、明るい色のジャンパーにジーンズの格好をした子どもが落葉の上に仰向けになっているイラストが添えられていた。僕はうらやましく思っていた。近くにあるていど規模のあ…

9/16

秋のにおいが夏をのっとりかかるのに伴い僕の食欲も徐々に戻りはじめ、僕なんかのましてやその一部にすぎない食欲なぞ、けっきょく自然の摂理サマの手のひらの上で踊っていたにすぎないのですねと思うと妙に逆らってみたりどうせ踊るだけならヘンな踊りをし…

先日、注文した本『らくだこぶ書房21世紀古書目録』を受け取りに、バイト先の書店に行った。レジを打ってくれたパートのおばさま、本の題名や装丁が気になっていたみたいでなにか言いたげだったので、「クラフト・エヴィング商會の本ってどれもすてきですよ…

大学の講堂の前を通りがかると、芝生でとんぼが群れていた。夏が終わる。四季で1年がきれいに4等分になるCfaで暮らしているはずなのに、夏だけがいつも早足でかけ去ってしまう。熱帯で過ごす1年は寒帯での1年より目まぐるしいのだろうか。いずれにしろ、夏は…

「もうすぐおとめ座になりますものねえ」

ひとに贈るものを選ぶのは楽しい。その人が好きな色も好きな味も柄も形もぜんぜん知らないけれど、知っているわずかなことから、なにをあげたら喜んでもらえるか、解ろうとするのが楽しい。あげる相手のためでももちろんあるのだろうけれど、それよりもずっ…

加賀愛ちゃんはどうして「ごめんなさい」でも「すみません」でもなく「すいません」と言うのかということについて考えるふりをしてほんとうはまったく別のことを考えていましたが、それについては内緒です。

影が薄くなっただの精気がないだの散々言われて癪なのだが、自分で選んだ結果そうなったならまあ仕方ないかと思っている。弱さを排除した強さ(モドキ)じゃなくて弱さによりそった強さが欲しいのだ。

言語以前のものを形にするにはことばはあまりに無力だけれど、僕がことば以外でそれを表現することはとても想像できない。散文では難しいと思うけれど韻文ならあるいは、と思い始めたところ。

包んだり覆い隠したりせずにことばを吐き出したいと思うのだけれど、他人に見られると思うとどうしても見てくれを少しでも良くしようとしてしまうみたい。なにも考えずなにも決めずに白い紙あるいは画面に向かってその場その場でぱっと出てきたものを文字に…

いちおう断っておくと上で言ってる好きって恋愛感情に限らないし、なんでもかんでもそういうものに置き換えて考えるのってどうなの?って思わないでもないし、「恋愛感情」ってなんで恋と愛をいっしょくたにして考えるのかなあまったくの別物じゃんとか思わ…

見た目だろうと中身だろうとステータスだろうと人の「ある部分」が好きというのが嫌で(たとえば、目が好きだとして、その人と同じ目をしているなら良いのか、優しいところが好きだとして、その人の同じ優しさを持っているなら良いのか、一部分だけじゃなく…

沈黙についてぼんやりしていたら、3年ほど前に書いた小川洋子『沈黙博物館』の書評を思い出した。ので転載。読んでくれた先生が、僕の意図的にちりばめた修辞にちゃんと気付いて下さって、とても嬉しかった記憶。

口で言うときは僕だっていいかげんなこともある、の方が多いかもしれないし、ある程度しかたのないことだとも思う。自分の口から出るつまらない愛のない薄っぺらの気が利いていさえしないことばに胸を突かれ、もう何も喋りたくないと考えることもままあるけ…

他人のことばに対してざらついた気持ちになることが、ここのところ多い。ことばの一つひとつに載せるものが重すぎるのだろうか。僕は僕自身にストイックすぎると言われたことを思い出す。そうなのかも知れないと思う。それを他人に求めてはいけないとも思う…

他人の書いた文章に触発されて、何かを書こうと、とりあえずもっとアウトプットしようと、ここさいきん、それまで何かあったときにしか触れなかった紙媒体の日記を毎日つけるようにしている。しかし、何を書いても締まりがなくて、いつも「けっきょく何だっ…

スミノフアイスに入っているのはグレープフルーツジュースじゃなくてレモン風味の液体だった

紙で切ったのか、ちょうどホクロモドキがあったところの皮が切れた*1。びらびらしていたので、しばらく様子をみていたけれど、哀れだったので切ってやった。その後まだ、そういったものは体中どこにも見当たりません。くまなく探したわけではないけれど。ど…

嘘でもネタでも死について語ると、後にものすごい恐怖におそわれる

右手親指の先に変なものができた。いくら洗ってもとれないから、インクかなにかで汚れたわけでもなさそうだし、傷にもあざにも見えない。「いずれなくなるだろう」と放っておいてから1か月ほど経つ。 それが今朝、転移した。 人差し指の付け根。触ると、すこ…